お稽古は週1~2回、月曜と木曜を基本に和室で行なっています。
茶道部は南館4階の茶室で活動をしています。この部屋には水屋もあり、炉も切られ、一年を通じて点前のお稽古ができる、茶道を学ぶには十分な環境が整っています。
日頃の練習では、文化祭での茶会開催と茶道初級資格取得(入門・小習・茶箱)を大きな目標に、様々な点前を通して、礼儀作法や日本の伝統文化を体得しています。また、行事やお稽古を通して、千利休の教え「一期一会」の心なども学んでいます。
さらに茶道文化検定の受検や、和菓子・懐石料理作り、陶芸体験での茶碗作りなど幅広く活動しています。
顧問よりメッセージ
部員同士の仲が良く、みんなで楽しく稽古に励み、ひとときの「非・日常」の世界を楽しんでいます。茶の湯の点前の中には、物を大切にする心、美しいむだのない動作、合理的で美しい道具の配置の仕方、後片付けの大切さ、相手を思いやる心などが生きています。点前が上達するにしたがって自然に所作が美しくなり、物の扱いが丁寧になります。稽古を通じて言葉使いもきれいに礼儀正しくなり、人への気配りができるようになるというのも、茶の湯のメリットです。 また、単なる技術を習得するだけではなく、自分自身がどのように興味を持って、どのように茶の湯に関わっていくかにより、茶の湯は一生続けられる趣味として大きく成長させることができます。