11/10~14の期間、第34回東京都高文連書道展が池袋の東京芸術劇場展示ホールで行われました。
本校の書道部も作品を出品し、東京都教育委員会賞をはじめとする賞を受賞することができました。
以下は受賞者のコメントです。
■「東京都教育委員会賞」 若林 里奈
この度は「東京都教育委員会賞」を受賞することができ大変嬉しく思います。
受賞した作品は、3年間で培った経験を元に制作した創作作品です。
夜更かしをした日の白み始める空と響き渡る新聞配達バイクのエンジン音、そして電柱に止まる一羽の鴉を作品にしました。
制作にあたり、ダイナミックで今の自分にしか書けない作品を意識し、集大成として想いを込めて書き上げました。
今までとは違う作風に挑戦したので不安もありましたが、評価してくださる先生方の目に止まったことが堪らなく嬉しいです。
これまで支えてくれた家族、共に戦った書道部員、遅くまで見ていただいた先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
■「東京都高文連賞」 松浦 瑞月
この度、木簡の臨書で「東京都高文連賞」を頂きました。
普段は紙に書いている所を、今回は当時の木簡をより再現するために、木材を加工したり、紐をつけました。紙と比べて、墨がつきづらく思うようにいかず苦労しました。
また、木材が一つしかなかったため、一発勝負で本番に挑みました。
新しいことに挑戦して、素晴らしい賞を受賞し、とても記憶に残る作品となりました。熱心にご指導してくださった先生方に心から感謝しています。加えて、私以上に喜んでくれた家族のために、これからも精進してまいります。
■「高文連会長奨励賞」柴田 恵美
この度、伊都内親王願文 の臨書で「高文連会長奨励賞」を頂きました。
今回は毎日自主練習をし、これまで以上に精励しました。
受賞した作品は、自由奔放で繊細な筆使いが特徴の行草体の臨書です。
流れを意識しながらスピードをつけて書くのが難しかったです。
これからも評価していただけるように、より一層努力したいと思います。