11月22日(水)〜26日(日)の5日間、東京都芸術劇場で第36回東京都高等学校文化連盟書道展が開催されました。

審査の結果、本校生徒が以下の賞をいただきましたので、ご報告いたします。

 

 

 
【高校1・2年生の部】
■東京都教育委員会賞 和田安以(2年生)
■奨励賞 名雪裕太(2年生)

 
この受賞により、和田安以は2024年8月に岐阜県で開催される全国大会、第48回全国高等学校総合文化祭へ、東京都代表として出品することが決まりました。

 

以下、受賞生徒2名のコメントをご紹介します。

 

 
■東京都教育委員会賞 和田安以
この度は「東京都教育委員会賞」を受賞することができ、大変嬉しく思います。
今回受賞した作品は「爨宝子碑」という中国、東晋の時代の古典を臨書したものです。
この作品では、日々私が感じる不安や周囲への嫉妬、書道に対する情熱を一筆一筆に込めました。

今の私だからこそ書ける作品、私にしか生み出せない線の迫力が出せるよう、細部までこだわりをもって制作しました。
沢山素晴らしい作品がある中で評価していただけたことがとても嬉しいです。
全国総合文化祭に東京都代表として出品する作品では、私の世界を思う存分表現できるよう、楽しんで制作に臨みたいと思います!

 

 

 
■奨励賞 名雪裕太
この度、送裴将軍詩の臨書で「奨励賞」を頂きました。
特徴的な力強さを表現する為に、かすれと墨が多い場所のバランスをこだわりました。
とても難しかったですが、それと同じくらい書いていて楽しかったです。
毎日の練習で、悩みに悩みながらも自分と戦った結果の受賞ですので、大変嬉しく思います。
支えてくれた家族、共に戦った書道部員、遅くまで指導していただいた先生方には心から感謝しています。
この結果に満足せず、もっと上を目指して努力していきたいと思います。

 

 

納得できるまで何度も書き直していた彼らの渾身の作品が、このような賞に選ばれたことをとても光栄に思います。
今後の書道部の活躍にも、どうぞご期待ください!!