体育祭が終わり、1年生もすっかり学校に慣れてきた6月初旬。
料理同好会の今年初イベントは「梅ジュースの仕込み」です。
教室で作り方の手順を確認してから家庭科室に向かい、使う調理器具を丁寧に洗って準備をします。
今回は人数が多いのでA班とB班に分け、それぞれで梅の洗浄からビン詰めまでの工程を行いました。
梅をたっぷりの水で洗ってざるに上げたら、竹串でヘタと周りの汚れを取り除いていきます。
「これが梅仕事だよ!」との声かけに、部員たちは慎重な手つきで梅をつまみ、1つ1つ念入りにチェックしていました。
ビンと同様に梅もアルコールで消毒し、もう一度流水でよく洗ったら水気を完全に拭き取り、氷砂糖とともにビンに詰めていきます。
飲めるようになるのは早くて1か月後。
このあとは、梅がまんべんなく砂糖に漬かるように毎日ビンを揺らし、じっくりと梅ジュースの原液を育てていきます。
梅雨が明けて蒸し暑くなる頃には、甘酸っぱい初夏の味が楽しめそうですね。
今年の料理同好会は1年生を迎えて総勢22名の団体に成長し、終始にぎやかな家庭科室でした。
文化祭でのお菓子販売をはじめ、今後の活動にも期待がふくらみます。
(文・写真/企画広報部)