4月11日(金)、ESS同好会の活動にお邪魔しました。

この日は今年度最初の活動日だったため、新入生歓迎会を兼ねたゲーム大会が行われました。

 

 

最初はワークシートを使った自己紹介タイム。自分の名前や特技、相手への質問などを書いた紙を持って1対1でコミュニケーションをとる生徒たち。ひととおり挨拶が終わったところで、ESS同好会の活動はここからが本番です。

 

 

椅子を丸く並べて英語でジャンケンをし、次に始まったのは「復唱ゲーム」。最初の人が名前を言い、次の人はその名前を繰り返してから自分の名前を言い、3番目の人は前の2人の名前を繰り返してから自分の名前を言い・・・

1周目は「名前」、2周目は「好きな食べ物」でお題を設定すると、早くもわからなくなってくる生徒がいました。百面相になったり、身振り手振りが大きくなったりしながら、記憶を頼りに復唱します。どうにか2周目が終わり、ここでいったん席替えです。

 

「無言で誕生日順に並んでみよう。基準は私です。 …My Birthday is July 20th!!」

顧問の先生の合図で動き出した生徒たちですが・・・

「Me too!!」 「―Same!?」 先生と同じ誕生日の生徒がいて盛り上がる一幕もありました。

 

 

さて、答え合わせをして若干ずれていた順番を直し、復唱ゲームを再開します。今度は①名前、➁趣味の順。序盤の人が「Watching basketball game!!」と言った瞬間、頭を抱える他メンバー。彼らの頭に浮かんでいたのは「Too Long...」といったところでしょうか。

どうしてもわからなくなったときは小声で「What is your hobby?」と本人に聞きなおし、ついに2回目もクリア。達成感で思わず拍手が起こり、この頃には体験の1年生もすっかり馴染んでいました。

 

 

つづいては、「Word Wolf」。日本語でやっても難しいこのゲームですが、先生がゲームマスターとなって話題を示し、共通点を探す話し合いの中で少数派のwolfを探していきます。「When did you eat at the last time? …How much do you think it is? …What food do you eat with this one?」

1回戦はwolf自身がwolfであることに気が付かず、市民の勝ち。2回戦、3回戦と繰り返していくうちに、wolf側も勝利をつかめるようになっていきました。

 

最初は英単語ひとつで問いに答えていた生徒たちですが、実はだんだんと言葉豊かになってきていたことに、本人たちは気づいていたでしょうか。積極的に発言して周りの動向を探ろうとする様子もあり、多少のぎこちなさはあれど、立派な英会話ができていました。

 

締めはトランプを使って「Black jack」。山札を指して「One more??」と相手をけしかけてみたり、1にも11にもなれるAの札の在り処をめぐって持ち札をのぞき込んだり・・・

そこには最後まで笑顔があふれ、「英語を使わなきゃ!」という緊張感はどこにもありませんでした。

 

 

この日は不在でしたが、普段の活動にはALTの先生も来てくれているそうです。

部員や顧問の先生いわく、「トム先生が来るとストーリーが生まれるからさらに面白い」とのこと。

ESS同好会の本領が発揮されるというその日のことも、いつか撮りに行かせてもらえたらと思います。快く取材を受け入れてくれて、ありがとうございました!

 

【文・写真/企画広報部】