先日行われた、全国高校生花いけバトル関東大会のご報告です。 

参加30チームのうち、本校生徒のチーム「つぶあんとこしあん」が見事3位という結果を残すことができました。 

 

予選は、先鋒と次鋒がリレー方式で作品を仕上げます。時間はたったの5分…! 

花の色合いや葉の付き方など、各花材がもつ「顔」を瞬時に判断し、即興でお花をいけていきます。 

審査員は3名の専門家で、持ち点は100点ずつ、合計300点で競います。 

加えて、会場の一般のお客さんも良いと思った作品に挙手する形で参加することができるため、300点に10点をプラスした310点満点での勝負です。 

 

 

大成高校からは3チーム6名がエントリーしました。普段、使わないような大きな花器や、なかなか目にすることのない珍しい花材に圧倒されつつも、たくさんの観客の中、堂々とした花いけをする姿は立派でした。 

 

 

準決勝に進出したのは、チーム「つぶあんとこしあん」。 

華道部唯一の男子生徒と華道部唯一の3年生部員による、「唯一無二」のチームです。 

予選は、葉の向きや表情を丁寧に読み、緑のグラデーションが大変美しい作品に仕上げました。 

221点という高得点をたたき出した瞬間は、会場がざわめき、感動の渦がその場にいた人々を包みました。

 

 

準決勝は、予選とは違い、1人1人が作品を作ります。それでも時間はたったの5分…! 

予選とは異なる癖のある花器に苦戦しつつも、紅白を意識したセンスの光る作品づくりが目を引きます。 

結果は惜しくも敗退…。しかし、お花を求めて必死に走り回る二人の姿は青春そのものでした。 

 

 

来年はこの悔しさをばねに、優勝を目指して頑張ってまいります。 

引き続き、華道部の活動にご期待ください。 

なお、普段の活動でいけたお花は、校舎内にも飾っておりますので、来校の際はぜひご覧いただければと思います。 

 

(写真提供/©一般社団法人 花いけジャパンプロジェクト様)