11月25日(月)、立川立飛アリーナで行われたリーグH「ジークスター東京 vs 大崎オーソル埼玉」戦において、本校ハンドボール部がエキシビションマッチ 「FUTURE GAMES」に選出され、都立立川高校との試合に臨みました。

 

 

プロの試合を目当てにした観客が続々と集まる中、本戦と同じコートで行われた高校対決。

定刻が近付いて会場が暗くなると、選手たちはスポットライトを浴びながら緊張した面持ちで入場しました。

 

 

前半戦はなかなか身体がほぐれず、立川高校リードの展開に。本校もボールを持って必死にゴール前へ走りますが、相手キーパーの好セーブも含めて決定率の低さが災いし、7ー11で終了。

 

5分間のハーフタイムでは戦略を再確認し、後半戦は出だしからトップギアで相手陣地に切り込みます。ここでは、さきほど生かしきれなかったチャンスを次々に拾って得点を重ね、ついに同点に持ち込むことができました。このときのボール運びは前半よりも迷いがなく、こころなしか余裕を持って相手の隙を見極められていたように思います。

 

 

ただ、ここからは一進一退の攻防が続き、もどかしい時間に。20分が近付いても立川高校に疲れはいまだ見えず、とうとう16-17で敗戦となりました。前後半20分ずつ、計40分の試合時間は普段の公式戦よりも20分短く、全速力で逃げる相手を上回るにはほんの少し足りなかったようです。

 

あと1点。されど1点。悔しさのにじむ表情ながらも、最後は2年のキャプテン・秋山が本校を代表してマイクを握り、貴重な経験をさせてもらった喜びや興奮とともに、試合を盛り上げてくれた一般の方々への感謝を伝えました。

 

 

コートから撤収し、プロ選手たちのアップが終わるとついに本戦が始まります。

さっきまで自分たちが汗を流して駆け抜けていたコートで行われる、一流の試合。広さは全く変わらないのに、あの手この手で得点シーンを生み出すプロの選手たちは、流石としか言いようがありません。あちこちで繰り広げられるダイナミックなプレーに、彼らは何を感じたのでしょうか。

冬休みの練習を目前にして、自分が取り組むべき課題やハンドボーラーとして目指す姿を見つける機会になってくれればいいなと思います。

 

本戦のハーフタイムでパフォーマンスを控えていたチアダンス部の皆さんも、応援ありがとうございました!

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