昨年の秋に行われた令和6年度 東京都高等学校ハンドボール秋季大会兼全国高等学校ハンドボール選抜大会都予選の結果を報告致します。
1回戦 シード
2回戦 シード
3回戦 都調布北 〇22-16(ベスト16進出)
4回戦 都江戸川 〇22-19(ベスト8進出)
準々決勝 都東大和 ×15-31
新チームの初陣となった今大会。インターハイ予選でベスト8に入った本校はシード校として初戦に臨みました。対戦相手の都調布北は日頃から練習試合も行っており、お互いに手の内を知った中での対戦。本校は初戦ということもあり、序盤は硬さが見られます。OFとDFの両方がうまくいかない時間帯もあり、前半20分で5-8とリードを許します。緊張も解れて足が動き出したこともあり、LW眞々田(2年)、BP磯野(2年)などの得点で8-8の同点に追いついて前半を終わります。
ハーフタイムで修正点を確認し、後半に臨みます。開始早々にキャプテン秋山(2年)などの得点もあり、後半開始5分で12-9と逆転に成功します。しかし、相手も諦めません。なかなか点差を離せず、緊迫した展開が続きます。GK加納(2年)の好セーブ、RW松村(2年)の得点などで点差を離し、前後半通して苦しんだ試合ではありましたが、最後は22-16で初戦を終えました。
4回戦の相手は都江戸川。個人能力の高い選手を多く擁する相手との一戦になりました。前半は一進一退の攻防を繰り広げ、どちらが最初に流れを掴むか緊迫した展開が続きます。本校はGK加納が大活躍。相手キープレーヤーのノーマークシュートを尽くセーブしていきます。勢いに乗った本校はキャプテン秋山、RW松村などの得点で前半14分8-4とリードを作り、相手がタイムアウトを申請します。しかしタイムアウト後も流れは渡しません。前半最後にあった相手の7mTもセーブし、良い雰囲気のまま12-8で前半を終えます。後半は相手もディフェンスを変更し流れを掴みにかかります。開始早々はリードを保ってましたが、本校のミスが重なり後半13分で16-16の同点に追いつかれます。本校はタイムアウトを申請し修正を試みます。冷静さを取り戻した本校は数的有利を上手に使い得点を重ねます。要所でGKのセーブなどもあり、22-19で勝利しインターハイ予選に続いてベスト8に進出しました。
準々決勝の相手は都東大和。今年度の関東予選、インターハイ予選でも対戦した因縁の相手です。試合の序盤は一進一退の攻防が繰り広げられます。本校は相手GKのセーブや、強固なディフェンスに阻まれてなかなか得点ができません。一方で本校への対策を練ってきた相手は、ディフェンスからリズムを作り得点を重ねていきます。OFとDF両方で流れが作れず、前半24分で6-12と大きくリードを許します。タイムアウトを申請しますが、その後も苦戦し6-18で前半を終えます。後半、LB磯野の得点などで巻き返したい本校でしたが、その後のシュートチャンスを相手GKの好セーブに阻まれます。RB久木(1年)の得点などで最後まで食らいつきましたが、前半の展開が大きく響き、15-31で敗戦しました。
悲願のベスト4には届かずに今大会を終えました。しかし、新チーム発足当初と比べれば大きく成長を遂げ、結果も残した秋季大会でした。来年の春、関東大会出場とベスト4進出を目指して、また1から鍛え直していきます。応援してくださりありがとうございました。