少しずつ春らしくなってきた3月中旬、山梨県の小瀬スポーツ公園にて「近県対抗弓道大会」が開催されました。
東京都からは招待を受けた計3校が出場し、県内外の高校と肩を並べて2日間の団体戦に臨みました。

 

初日は男女とも「5人立」と言われる5人1組の団体戦で、計20射の中から的中の多さを競いました。

「7分以内」という時間制限の中で、打ち起しの(弓を引いて構える)姿勢に入るタイミングの調整など、新たな課題も見つかりました。

 

 

2日目は「3人立」の団体戦で、今度は計12射を6分以内に射ます。

試合会場に慣れてきたこともあり、初日よりも少しリラックスして試合に臨めた部員が多かったようです。

 

最初は室内施設での距離感の把握に苦戦する様子も見られましたが、射形を安定させることも意識しながら、無事に2日間を終えることができました。

 

早いもので、数週間後には新入部員を迎え、3年生は引退へのカウントダウンが始まります。
現1・2年生から各6名が参加した今回の遠征では、空き時間に後輩への指導の仕方を相談しあう光景や、引退までの展望を語りあう姿も見られました。

 
試合会場の経験値を積んで、他校の立ち居振る舞いを見て、日頃の活動に取り組む姿勢をもう一度見つめなおしていってほしいと思います。

今後とも弓道部への温かい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。