関東大会東京都予選女子の部で5位に入賞し、関東高等学校弓道大会に出場しました。
4月14日に明治神宮至誠館第二弓道場で関東大会東京都予選女子の部の予選が行われました。
競技種類は団体と個人があり、8年前には団体で関東大会出場を果たしています。
個人競技の予選は4射3中以上の選手が個人決勝に駒を進めることができます。
本校18代目の2年生1名が4射皆中で予選を突破し、4月28日に東京武道館で行われた決勝に駒を進めました。
決勝では4射2中、通算8射6中となった本校生徒は5位タイとなり順位決定戦に進みます。
順位決定戦は、通算的中6中の選手(7名)が1つの的に一射ずつ矢を放ち、中心に近い矢から上位を決める遠近競射法に則り行います。
結果は、本校生徒が最も中心に近く見事5位に入賞し、関東大会の出場権を得ました。
そして6月の関東大会では、栃木県宇都宮市にあるユウケイ武道館での試合に臨みました。
開会式前の公式練習前後は雰囲気に圧倒されてやや強張った面持ちでしたが、夕方にゲン担ぎで訪れた神社では、介添役の部員とじゃんけん勝負をしながら石段を登り降りし、少しリラックスできた様子でした。
迎えた当日は、直前まで他愛もない話をしてできるかぎり生徒の気持ちをほぐし、笑顔で控え場所に送り出しました。
しかし、会場は昨日よりも一層厳粛な空気に包まれ、的中の音はよく響き、皆中の拍手は増幅された波となって耳に届く状況でした。
観客席に居てすら息苦しさを覚える静寂の中、本校生徒も思うように身体が伸ばせず、3射目までは外れ。
最後の1射を気合と根性で的中させたものの、緊張との向き合い方や射型の修正力などの点において、今後の課題を持ち帰ることとなりました。
部の仲間や学校の友人、家族からの応援を背負った戦いだっただけに悔しさが大きかったようですが、帰る頃には次のインハイ予選を見据え、しっかりと前を向いていました。
この生徒は、本校入学前から弓道に取り組んでいた生徒です。
入部時は、それまでの指導方法や方針と異なる箇所に戸惑いを隠せない場面が散見されました。
戸惑い、悩みながらも共通する部分に目を向け、相違点を解消しようと模索する本人の努力が実った結果が今回の関東大会出場だと感じています。
今後は、「他を応援できる人」を目標とすることで、「他から応援される人」となり、仲間の成果を喜びつつ、「次は自分が」という強い想いを日々の練習に活かすことができる部活動を目指して参ります。
末筆になりましたが、日頃より応援して下さっている皆様に感謝申し上げます。
今後とも大成高等学校弓道部の活動に一層の応援を賜りますようお願いいたします。
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関東大会東京都予選
大会エントリー 870名
大会参加者 754名
予選通過者(4射)
52名(4中:4名・3中:48名)
決勝結果 (合計8射)
8中:0名・7中:4名・6中:7名・5中:17名・4中:16名・3中:8名
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関東大会
大会参加者 40名
予選結果(4射)
4中:5名・3中:7名・2中:16名・1中:11名・0中:1名
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