福祉ボランティア同好会では、日頃から近隣の幼稚園や高齢者施設などでボランティア活動を行っています。
コロナ禍を経て少しずつ活動の拠点も増えつつあるなか、先月お誘いをいただいたのは「こども夢の商店街」プロジェクト。
全国各地で順に開催されている大型イベントがコピス吉祥寺にやってくるとのことで、顧問から全校生徒に呼びかけて参加者を募集しました。
春休み直前の日程ではありましたが、当日は2年生の有志10名が集まりました。
小学生を対象としたこのイベントでは、子どもたちが会場内で模擬店の営業や交通整理のパトロールなど、さまざまなお仕事に挑戦して「おむすび通貨」を稼ぎます。
労働の対価で得た金券は会場での買い物や食事に使うことができ、このサイクルを通して子どもたちは自ら考え行動する力を身につけていくのだといいます。
以下は2日目に参加した校長先生からのコメントです。
学生ボランティアの役割は、子どもたちが仕事を理解し、楽しく参加できるようにするためのサポートでした。
子どもたちが不安にならないように、マニュアル通りではなく、その場に応じた判断や行動を求められることもあったのではないかと思います。
本校生徒が関わったことで、仕事体験に参加した子どもたちが、生きることの大変さを少しでも感じることができたのであれば、それはとても素晴らしいことと思います。
今後も「困っている人たちへの貢献活動」だけではなく、「人の成長を促せるようなボランティア」として、本校の生徒がさまざまなイベントに参加してくれることを期待しています。
今回の活動を経て、ボランティア同好会への加入を決めた生徒もいたようです。
「こども夢の商店街」プロジェクトさん、ありがとうございました。
こども夢の商店街について - こども夢の商店街 (f-money.com)
(文/企画広報部、写真提供/福祉ボランティア同好会顧問)