7つの習慣J<sup>®</sup>

7つの習慣J®

Seven Lifestyle

豊かな心を養う
「こころの教育」

五感に働きかける心の授業
「7つの習慣J®

何事にも後ろ向きでやる気がない、他人との関係がうまく築けない......そんな若者が増えているといわれる現代。大成高校では、総合学習において『7つの習慣J®』を導入しています。何事にも明るく前向きに取り組み、良好な人間関係を構築していける心を持った生徒を育てることを目的としています。

 

『7つの習慣J®』とは、全世界で1, 500万部を超える大ベストセラーになったビジネス書『7つの習慣®』(スティーブン・R・コヴィー博士著)を基とした教育プログラムで、世界中の様々な分野で活躍した人々が持つ「共通の習慣」を生徒に身につけてもらうために開発されたものです。授業はファシリテーターという資格を持った大成高校の教員が行います。

 

この『7つの習慣J®』の授業は1年次と3年次に行われます。1年生は主に「自分に自信を持つこと」、「良好な人間関係を構築する方法」、「やるべきことを優先して行うことの大切さ」などを学びます。3年生は卒業後の進路に向けて「自分自身を知ること」、「将来の自分像をつくる」ためにどうするべきかを考える授業が展開されます。

7つの習慣J

  1. 自分が選択する

    自分自身の問題として考える

  2. 終わりを考えてから始める

    自分なりの考えをしっかり持つ

  3. 一番大切なことを優先する

    自分にとって大事なことを理解する

  4. Win-Winを考える

    思いやりと自己主張をする勇気をあわせ持つ

  5. まず相手を理解してから、次に理解される

    聴く力を身につける

  6. 相乗効果を発揮する

    より良い答えを出すことを目指す

  7. 自分を磨く

    バランスよく自分を高め続ける

7つの習慣J®授業の特徴


毎回設定されるテーマについて、考え・話し合い・発表する

毎回設定されるテーマについて、
考え・話し合い・発表する

毎回設定されるテーマについて、考え・話し合い・発表する

 

授業では毎回テーマが設定され、パワーポイントを使い具体的なイメージがスクリーンに映し出されます。テーマについての問いかけに皆で考え、話し合ったり、時には自分の意見をまとめて発表したり、講義スタイルとは違う雰囲気で進められます。

「パラダイム(思いこみ、固定観念)を変えてみよう」「言葉の力」「感情をコントロールする」などのテーマで、"このようなことはないか" "このような時はどう思うだろうか"、などファシリテーターの教員が実例を挙げて話し、自分の経験などを交えて進めます。テーマについての自分の心の持ちかたや心配りなど、自分を見つめ、自分の気持ちや考えを整理し、解決の方向を見つけていく取り組みはこれまでの道徳教育でも扱いそうなものですが、アプローチが違います。

ファシリテーター資格
を持つ教員が指導

ファシリテーター資格を持つ教員が指導

 

授業を進めるのは本校の教員ですが、誰もが教えられるわけではありません。7つの習慣J®を実施する日本法人が主催する宿泊研修を含む厳しい講習を受けて、合格したファシリテーターでなければならないのです。

ファシリテーターは毎回「ワークシート」や「今週のチャレンジ」といったプリントを使って各生徒の達成状況や悩みなどを把握し、一人一人にコメントをします。このようにきめ細かいフォローを通じて心を育む教育が行われているのです。

ファシリテーター資格を持つ教員が指導

生徒の声

ワークシートより


授業を受けた生徒からは、その成長が感じとれる多くの声が出ています。
その一部を授業で使用したワークシートから紹介します。

 

テーマ

7HJの授業について。
ものの見方や捉え方、自分自身が持つパラダイムとは何か?
「7HJ授業スタート。最初は難しい授業かと思ったけど、意外と楽しい授業で良かった!ふだんは考えないようなことを7HJでは楽しく出来るんじゃないかと思いました。」

 

「物事のパラダイムを知って、人の見方や考え方のすごさが分かりました。私は結構第一印象で人を決めつけてしまうところ、自分の考えを何が何でもやってしまおうとするところとかがあるので、これから学習していって、いろいろな考えを取り入れていける人になるように、頑張っていこうと思います。」

テーマ

「自分自身のルールを決めよう!ルールを守って1週間過ごそう!」
「今回の授業は、とても自分に必要な内容だと思う。やっぱり高校生なのだから自己の甘えは捨てて、今日自分が決めたルールをしっかり守って、これからは良い方向につなげて行きたいと思った。」

 

「ルールを守ることは大切だと思った。けれど、そのルールの意味を考えることも大切だと思った。」

テーマ

「成功への原則...最後まで諦めずに実践し続けることで夢や目標の達成につながる!」
「あきらめなければ、本当に夢が叶うかもしれない。もし叶わなくても、あきらめないことが大切だと思った。今まで「どうせ無理だよ」と言い訳してたくさんあきらめてきたことを後悔した。」

 

「『勝利者はあきらめない』と言う言葉に納得しました。この言葉を胸に、自分との約束を守って部活も勉強も頑張っていきたいです。」

テーマ

「リーダーシップとは何か?周りに流されない主体的に行動する力を養おう!」
「ある問題にみんながAと答えたら自分の考えはどうなるかという問いかけに、自分の考えは違うと思ってもほとんどの人が賛成なら周囲に流されてしまうというのは、私にもよくあることなので、自分をもつということは大事だと思いました。」

 

「本当のリーダーシップって、自分に責任を持つ事なんだなと思った。すこし勘違いしていたなと思いました。自分の責任でリーダーシップを取れる、そして流れを変えられる人間になりたいです。」

テーマ

「勇気と思いやり。Win-Winの関係を築くためには何が必要なのかを知ろう!」
「断る勇気も必要だし、相手のことを理解する思いやりも必要だと思いました。」

 

「思いやりと勇気のバランスを保つことが大切だということがわかった。自分は思いやる気持ちの方が強いので、これからは、自分の意見を相手にはっきり伝えられる勇気をもてるようにしたいです。」

テーマ

「一人ひとりが異文化について理解することが国際問題の解決につながる!」
「グローバル化が進む時代だから、それぞれに生活習慣や考え方が違う色々な人と出会うと思うので、お互いに尊重しあおうと思った。」

 

「外国の文化をいくつか学んで、日本との異なる文化や習慣が学べたので良かったです。自分たちの文化だけでなく他の文化も理解して友好的に交流出来たらいいです。」

テーマ

「他の人との協力が相乗効果を発揮して公的成功を得られる!」
「相乗効果を使ってみようと思った。他人と協力して何かをすることは、1人でやるより何倍もの結果が出てくると思うので、今度やってみたいと思った。」

 

「1人でやるより協力した方が、より良い結果が出て、自分も周りの人も嬉しくなるのでWin-Winだと思った。」

テーマ

「他人を信じる心が、Win-Winへつながる!」
「自分が相手に良い事をしても形としては返ってこないかもしれないけれども、自分にも自信がつくし、何かでその真心が返ってくることがわかった。」

 

「自分は人に何かをするときに、何かが返って来るのを期待していた。これからは真心を持って良いことをするようにしたい。」