大成学園は1888(明治21)年に杉浦鋼太郎先生によって創立され、1897(明治30)年に設立認可を受けて開校し、120有余年の歴史を刻んできました。現在は1946(昭和21)年から東京都三鷹市に所在し、日々の教育活動に取り組んでおります。
校名の由来ともいえる「大器晩成」は在学中の学習体験によって、時代の流れを見極め、焦ることなく、社会の一員として様々な分野で活動・活躍できることを期待している言葉といえます。
教育活動は常に新しい手法や学びを取り入れていくことが求められる現状にあると言えます。ほぼ10年ぶりの改定となる「主体的・対話的で深い学びを念頭にした」高等学校学習指導要領改訂の実施が近々に予定されております。また、5番目の社会と言われる「ソサエティ5.0」が未来社会のコンセプトとして教育界でも注目されております。このように新しい学びの流れ、現代社会の変化に応じた教育展開に敏感にありながらも人生の礎となる高校生期だからこその基礎基本となる学力を修得することの努力を継続し、将来に向けた揺るぎない知識と創造力を生徒一人一人が構築していける教育を目指してまいりたいと考えます。
まさに「不易流行」の考えを模索しつつ実践し、学園の更なる発展を目指します。生徒や教職員、保護者、近隣地域の皆様、同窓会の皆様方のご理解とご協力を賜り、さらなる歴史を積み重ねてまいります。