7月19日、午前
インテグレーション(現地校の授業に参加)がありました。
1つ目は日本語の授業
お互いに自己紹介をしたあと(オール=セインツの生徒は日本語で、大成の生徒は英語で)、一緒に折り紙をしました。
折り紙も立派な日本の文化です!
オール=セインツの生徒は、日本語を勉強し始めて4週間ほどしかたっていないにもかかわらず、「シュミハナンデスカ?」
など、いろんな言葉が出てきて、大成の生徒たちも驚いていました。
折り紙は大成の生徒が中心になって鶴や飛行機を折って見せていました。
中には手裏剣を作ってプレゼントしてあげた生徒もいました。 意外と英語で手順を説明するのは難しかったようです。
折り紙のあとは「ひらがなを使って絵を描くゲーム」をしました。
オールセインツの男子チーム、女子チーム、大成高校チームの3つに分かれて、一番上手に描けたチームにポイントが入るものでした。
結果は...惨敗。ひらがなを使って絵を描くというのは思った以上に創造力が必要だったようです。
2つ目は美術の授業に参加しました。
先ほどの日本語クラスよりももっと小さい、かわいらしいキッズたちとお絵かきをしました。
オール=セインツの生徒と大成の生徒がペアになって、一緒に1つの作品を完成させ、上位3作品にはご褒美が与えられました。
授業は30分程度の短いものでしたが、オール=セインツのキッズたちは大成の生徒を気に入ってくれたようで、なかなか帰らせてくれませんでした。
また一緒にやろうね!またね!
次に、アボリジニー文化体験がありました。
アボリジニールークさんによる、ディジュリドゥとギターのコラボ演奏から始まり、ディジュリドゥとはどんな楽器なのかを紹介していただく内容でした。
ディジュリドゥとはアボリジニーの男性が演奏する楽器で、演奏できるようになるには相当な練習を必要とする奥が深い楽器です。
おぉー、なんだ、この楽器は!
一番難しいのは、鼻で息を吸いながら、口で息を吐き続けること。
実際に大成の生徒がコップに入った水とストローを使ってチャレンジしてみますが、どうしても息を吸うタイミングで吐くのがストップしてしまいました。
うぅむ、む、難しい。。
ディジュリドゥを吹く体験もさせていただきましたが、木管楽器や金管楽器を吹くよりもちょっと違った難しさがありました。
今日はインテグレーション、アボリジニー文化体験のほかに、オーストラリアでは欠かせない体験がありました。
ベジマイト!!
昨年のレポートでも紹介しましたが、相変わらず何とも言えないフレーバーで、多くの日本人は好まない食べ物です。
(お土産として買っていく人は多いようですが...)
実際に試食した見ると、案の定口に合わず悶絶する生徒がいる中で、「おいしい、これ!」という声が聞こえました。
んんん、この味は。。。
わかりやすく説明すると、味のイメージは「濃い赤みそ」なので、適量であれば、おいしい食材になるようです。
ベジマイトのあとは、ラミントン(ココナッツ パウダーがかかったチョコケーキ)やティムタム(日本でも売っているチョコクッキー)も試食しました。こちらは生徒に大人気でした。
昼食後はクリケット(野球に似たスポーツ)体験をしました。
オーストラリアではラグビーやサーフィンが有名ですが、クリケットも有名です。
大成の生徒たちは、ルールを覚えるのに苦労していましたが、オール=セインツの広いグラウンドでクリケットを楽しんでいました。
クリケット、難しい!けど、、楽しい!
明日はフェアウェルパーティ(ホストファミリーとのお別れ会)のリハーサルと、ボンド大学の訪問があります。
ボンド大学では、留学生たちによる学内ツアーとワークショップがあります。
昨年は日本からきた留学生が、進路に関するアドバイスをくれたりと、生徒にとっては貴重な経験になりました。
今年も参加者の進路に何か少しでもきっかけを与えられる経験になればと思います。