5月28日(土)、株式会社スタジオジブリ制作部 副部長の古城環さんをお招きして社会人講座を行ないました。
古城さんはスタジオジブリで様々な作品に関わっており、生徒は興味深く話を聞いていました。過去に係わってきた作品の話や1本の作品が出来上がるまでの行程や関わるスタッフの数など、実際の現場の話を盛り込んで話してくれました。また制作時の裏話なども織り交ぜてくれ、笑い声が絶えない和やかな雰囲気の中、講座は進行しました。
参加した生徒はアニメーションに関心のある生徒が中心で興味深々な表情で話を聞いていました。また質疑応答では現場の細かなことや日頃から気になっていることなど、多くの質問をしていたのが印象的でした。その一つひとつに質問に対して、古城さんは具体的に丁寧に答えてくれました。最後に2年生の生徒よりお礼を述べ、会を終了しました。会が終了した後もほとんどの生徒が質問やサインを求め、別れを惜しんでいました。
この講座で実際の現場の話を聞き、生徒の進路決定の助けになったことは間違いないと思います。古城さん、本日はお忙しい中、大成高生へ、話をしていただき、本当にありがとうございました。
<生徒の感想>
・高校まで来てくださり、貴重なお話ありがとうございました。ジブリ好きにとって高校生活の1つの思い出になりました。自分もいつかアニメーション制作や企画などの仕事につきたいと思っているのでとても参考になりました。本当にありがとうございました。
・とても有意義で貴重な体験をさせていただきありがとうございました。一つのアニメーション映画ができるまでのお話やどのくらいの費用と人力が関わっているんだと沢山の人々が多くの時間と苦労をして素敵なアニメを作っているんだと知ることができました。改めてアニメーションをつくるのは大変なことなんだと知ることができ、違った視点からアニメを見れることができるようになりました。私は今日の講座を受け、さらに自分の夢に進もうと思います。アニメ業界など狭き門ですが、絶対になってやろうと決心しました。