修学旅行で2年生が沖縄に行っていた4日間、学校では1年生がグローバル・イングリッシュ・キャンプに参加しました。

プログラムの様子を写真とともにご紹介します!

 

 

昨年から始まったこの取り組みは、世界各国から集まった留学生と一緒に課題に取り組むことで、異文化に対する理解を深め、コミュニケーション能力を高めるねらいがあります。

 

プログラム実施中の会話はもちろん全て英語ですが、実は留学生たちもその多くが非母語話者。

「English as a lingua franca」という言葉の通り、同じように英語を学ぶ仲間として、生徒と留学生は互いのことを「シニアバディ」「ジュニアバディ」と呼びあいます。

 

 

いきなり英語で話すのは難しくても、ゲーム感覚のアイスブレイクで緊張がほぐれてくると、少しずつ言葉が出てくるように。

知っている単語を重ねて、時にはジェスチャーも使います。

 

クラス全体のアクティビティが終わると、いよいよプログラムの目玉であるグループワークへ。

班ごとに1~2人の留学生が加わり、まずはお互いの国の食事や行事、遊びなどの紹介から。

場が温まった頃合いでディスカッションに移ると、「SDGs」をテーマとして、地域の具体的な事例を挙げていきます。

 

 

プログラムの最終日には、ワークの集大成として、グループごとのプレゼンテーションが行われます。

 

 

TV番組のインタビュー風に構成したグループもあれば、スライドを使ってクイズを出題したグループも。

質疑応答の時間には生徒も留学生も積極的に手を挙げ、感想や疑問を共有していました。

 

 

留学生がサインしてくれた修了証をもらうと、グループごとの雑談や記念の写真撮影など、どの教室も最後までにぎやかな様子でした。

 

プログラムの実施は午前中のみでしたが、午後の部活動が始まってもつい英語が出てしまうほど、文字通り「英語漬け」の生活を送った生徒たち。

今後も臆することなく、さまざまな場面で「大成生」らしい明るさや行動力を発揮していってほしいと思います。