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 日本近代教育の先覚者である杉浦鋼太郎先生は1888年(明治21年)当時の麹町区飯田町に「大成学館」を創設、その後1897年(明治30年)「大成学館尋常中学」として設立認可されてから、今年120周年記念を迎えます。この間3万761名が卒業し各界で活躍されていることは学園の誇りです。

 私学である大成高等学校は、創立者の建学の精神を継承して更なる学園の発展の為に、生徒・保護者・教職員・PTA・同窓会・法人役員が連帯感と協調性を発揮、そして何よりも地域の信頼と支援があって150年、200年と歴史を積み重ねていけると考えています。

 大成学園の一番の誇りは生徒たちです。何よりも生徒たちが安心して学ぶことができ、部活動や行事に積極的に参加し個性を磨いて大器晩成型の社会人として成長して欲しいと願っています。

大成学園 理事長 覚本 雅治

校長に就任して 大成高等学校 校長   岡田 政雄

 大成高等学校は「学んだことを活かすための知力を育て、人としての徳を重んじる人材の育成」を行う学校です。1897年以来、大成高等学校の根底には「大器晩成を願う精神」があり、学校目標の「Opening minds , opening futures!~知力を開花させ、未来を切り開け!~」の下、教育を推し進めていきます。先人が積み重ねた歴史の重みを感じつつ、感謝をしながら、2017年の大成を皆さんと過ごしていきたいと考えています。

 

 一般的に、人は健全な心と身体があり、衣食住があって、心を許せる家族や仲間がいることで、夢を語り合いながらも苦楽を共にし、互いを理解し合いながら生きることで、幸せを感じています。その上で、好きな仕事ができ、仕事をしたら人々から感謝され、理解者がいれば、遣り甲斐に満ちていくものです。このような時に、人は更に幸せを感じるのではないかと思います。私は「学校とは幸せを考え、幸せを学ぶ場である」という考えを持っています。個と個が衝突し合う場では必ずしも、自然に幸せが訪れるわけではありません。育ってきた環境が同じ人はそうはいませんから。むしろ異文化に近い者同士が集う場が学校というものです。ですから、若いうちには、多くの人と接し、様々なことにチャレンジをしてください。仮に失敗したことがあっても、それは成功への近道です。つまり、「失敗は成功の素」である。チャレンジしなくて何を得る。大成高等学校の3年間で、多くのことを学び、経験し、少しずつでも成長して欲しいと願っています。

   

 高校生活では、先生・友人との出会い、進路・部活動の選択、新たな世界との出会いや発見など、学校生活にしかない、わくわく感が満載です。明日の出来事が、あなたの人生の分岐点になるかもしれません。また、昨日学んだことが、その後の社会生活の中で大きく活かされることもあります。ですから、納得のいくまで、大成高等学校で過ごしてください。今年は530名の新たな仲間を迎え、素晴らしい先輩たちと共に、真っ白なキャンバスをそれぞれの色に染めてください。

   

 最後に、校長に就任した今年、大成生と共に歩み出した一歩を記し、生徒諸君へ一言贈ろう。

 

 詩人ゲーテの言葉に『喜んで事をなし、なされた事を喜ぶ人は、幸福である』。常に人に感謝できるよう、心を鍛えましょう。大成生に幸多かれと祈念する。