はじめよう!拾うだけじゃない「ゴミ拾い」
12月16日(土)東大島駅から徒歩5分(於:荒川土手)
大成高校生徒会執行部の生徒たちは、NPO法人 荒川クリーンエイド主催の
"拾うだけじゃない・荒川ゴミ拾い"に参加してきました。
【荒川クリーンエイド】
荒川クリーンエイドとは、この活動に参加する人たちが、荒川のごみをなくしてヨシなどの植物の生育を助け、そこに生息する生き物を元気にし、水をきれいにすることを通じて、生態系を豊かにしようという共通の思いで結ばれています。1994年に活動を開始してから約20年が過ぎて、当初に比べれば堆積するごみはかなり減少し、生態系も少しは豊かになり、水もきれいになっています。自ら活動に参加することを通じて作り出す「自然と人が共生する社会」をこの荒川で実現していきましょう。
~地球環境に大きなダメージを与えるごみ~
荒川のごみは、見た目に汚いだけでなく、私たちの生活や
地球環境に様々な形で影響をもたらしている。
【生態系へのダメージ】
①生き物のすみかが失われる
ヨシ原は、野鳥、カニ、魚の稚魚など多様な生き物を育む生命のゆりかご。
ゴミがたまり続けると、ヨシ原が消失し、生き物たちのすみかが失われる。
②破片となり、生き物に取り込まれる
プラスチックのゴミは、砕けて小さな破片となっていく。
そのような小さなごみを、魚などの生き物がえさと間違えて飲み込んでしまう。
③生き物にからみつく
釣り糸などのひも状のゴミが生き物にからみつき、生き物を直接
傷つける例が、多数報告されている。
④ごみは世界の海へ
ごみは荒川だけの問題ではない。海のごみの7割が
川から流れ出ていることがわかっている。
遠く北西ハワイ諸島でも、日本のごみが生き物たちを
苦しめている。
【振り返り】
ゴミ拾いを通じて、どんなゴミが落ちていたか?それはどこからやってきたのか?
などを振り返り、個々の生活習慣の見直し・地球環境について考える貴重な機会となり、
とても充実した研修となりました。